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Fairuza Balk  

フェルザ・バルク



生年月日: 1975年5月21日
出身地: 米カリフォルニア州
身長: 160cm

 ミュージシャンの父とダンサーの母を持ち、4歳の時カナダのバンクーバーに移る。8歳から演技を学び、TVでジョージ・シェファー監督の「THE BEST CHRISTMES PAGENT EVER」でナレーターと主演の子役を務め、女優デビュー。映画初主演は、カンサスに戻った少女ドロシーが、再びオズの国で経験する出来事を描くSFファンタジー、ウォルター・マーチ監督の1985年「オズ」(ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作)のドロシー役。
 TV映画「SHAME」では、小さな町に住むレイプ被害者の役でケーブルエース賞の最優秀女優賞を受賞。
 1985年から2年間、イギリスにあるBUSH DAVIES PERFOMINGARTS SCHOOLで演技を学ぶ。
 その後、荒涼たる砂漠の小さな町を舞台に、母と娘2人の三者三様の生き方を描いた、1989年「恋の掟」を経て、アリソン・アンダース監督の1992年「ガス・フード・ロジング」で、ニューメキシコ州の小さな町に住む15歳のシェードを演じ、インディペンデント・スピリッツ賞主演女優賞を獲得。
 1996年には、アンドリュー・フレミング監督の青春映画的な要素を盛り込んだ、オカルト・ホラー映画「ザ・クラフト」にナンシー役で出演、ロビン・タニーネーヴ・キャンベルと共演。
 そして同年の遺伝子工学を極めた果てに生まれた、異形の生命体が引き起こす恐怖を描くSFスリラー、ジョン・フランケンハイマー監督の1996年「D.N.A」では、ドクター・モローの娘役で出演、マーロン・ブランドヴァル・キルマーらとの共演を果たした。
 1998年には、アメフトチームの給水係が、ひょんなことから最強の花形プレーヤーに大変身する傑作コメディ、フランク・コラチ監督&アダム・サンドラー主演の「ウォーターボーイ」で、ヴィッキーを演じ、そして白人至上主義集団のカリスマ的リーダーとなった兄と彼を崇める弟がたどる心の軌跡を描く問題作、トニー・ケイ監督の「アメリカン・ヒストリーX」に出演した。
 ロック・ジャーナリズムに挑む少年ライターの姿を描いた、キャメロン・クロウ監督&制作&脚本の2000年「あの頃ペニー・レインと」ではソフィアを演じ、 フランシス・マクドーマンドケイト・ハドソン(ペニー・レイン役)、アンナ・パキンズーイー・デシャネルらと共演。
 2002年には、1950年代のニューヨークの下町を舞台に、若きギャングたちの抗争を描いたバイオレンス・ドラマ、スコット・カルヴァート監督の「デュース・ワイルド」アニー役で出演。
 近年では、1984年「パリ、テキサス」で仕事を共にしたサム・シェパードを再び脚本に迎え撮り上げた、ヴィム・ヴェンダース監督の珠玉の作品2005年「アメリカ、家族のいる風景」にアンバー役で出演、ジェシカ・ラングサラ・ポーリーらと共演した。




1985 オズ
1989 ヴァルモン
1989 恋の掟
1992 ガス・フード・ロジング
1994 詐欺/イマジナリー・クライム
1994 TOLLBOOTH
1995 デンバーに死す時
1996 ザ・クラフト
1996 D.N.A
1997 ザ・メイカー
1997 AMERICAN PERFECT
1998 ウォーターボーイ
1998 アメリカン・ヒストリーX
2000 あの頃ペニー・レインと
2002 デュース・ワイルド
2005 アメリカ、家族のいる風景


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