映画女優　アビー・コーニッシュ　Abbie Cornish

Abbie Cornish　　

アビー・コーニッシュ

生年月日： 1982年8月7日
出身地：豪ニュー・サウス・ウェールズ州／ロチンヴァー
身長： 173cm

　父親は紙の再生工場を経営、母親はアマチュアのカメラマン。5人兄妹の2番目として生まれる。13歳からモデルとしてキャリアを始め、テレビドラマや映画に出演するようになる。16歳の時に両親は離婚。
　1997年にテレビシリーズ「WILDSIDE」で本格的に女優デビュー。映画デビューは、女子大生失踪事件を調べる女探偵が一編の官能的な詩を手がかりに事件の真相に迫る、サスペンス・ノワール、サマンサ・ラング監督作2000年「ポエトリー，セックス」の失踪した女子大生ミッキー役。
　母親との確執から家を出た16歳の少女が、見知らぬ土地で新たな人生を歩み始める様を描いた、ケイト・ショートランド監督の2004年「サマーソルト」でオーストラリアの映画賞ほか、マイアミ国際映画祭新人賞を受賞。
　性文学のベスト・セラー『キャンディ』の映画化、自堕落でせつな的な生活を送る男女の愛を描いた衝撃的なラブストーリー、ニール・アームフィールド監督の2006年「キャンディ」では輝くブロンドとキュートなボディの女子高生キャンディ・クリスチャンを演じ、故ヒース・レジャー（2008年1月死亡）、ジェフリー・ラッシュと共演。同作は、2006年ベルリン国際映画祭を賛否の渦に巻き込んだ愛の問題作。
　そして同年には、ロンドンの敏腕ビジネスマンが、南フランスの地で人生を見つめ直す様を描いたヒューマンドラマ、リドリー・スコット監督の2006年「プロヴァンスの贈りもの」でクリスティ・ロバーツ役を演じ、ラッセル・クロウ、フレディ・ハイモア、マリオン・コティヤールと共演、ハリウッド映画デビュー。
　1998年の「エリザベス」のその後のエリザベス1世を、同じスタッフとキャストで描く、エリザベス女王の“黄金時代”に焦点当てた歴史大作、シェカール・カプール監督の「エリザベス：ゴールデン・エイジ」では、女王に深く関わる“もう一人のエリザベス”役で出演、同じオーストラリア出身のケイト・ブランシェット（エリザベス1世）、ジェフリー・ラッシュ、クライヴ・オーウェンら実力派俳優と共演した。
　そして2008年には、リアルな戦闘シーンと衝撃の人間ドラマを交えて描くミリタリー・ドラマ、キンバリー・ピアース監督の「ストップ・ロス/戦火の逃亡者」でミシェルを演じ、実力派スターのライアンフィリップと共演している。

　私生活では、ライアン・フィリップと交際しており、これがライアン・フィリップと女優のリース・ウィザースプーンの離婚の原因と噂されている。